さて、偏頭痛を手っ取り早く治めてしまうには処方薬の頓服が最も効果的とその①で触れましたが、そんなに頻繁に強い薬は飲みたくないもの。
そこで頭痛を予防し、そもそも頭痛に悩まされないようにすれば、そんな心配もなくなります。そこで私が試してきた予防策をご紹介します。
偏頭痛の予防
偏頭痛の原因は血管の拡張です。よって血管の収縮を促す行為は基本的に予防になるはず。という論理に従って、以下を実行しています。
①コーヒーを一日2杯以上飲む
コーヒーに含まれるカフェインは血管の収縮を促します。コーヒーは一日3杯までは健康に良いとされていますので、朝食後と昼食後に必ずコーヒーを飲むようにしています。たまに昼食後のコーヒーを飲めなかったりすると、午後後半に偏頭痛が始まる確率が高いです。なので、コーヒーは確かに予防の効き目があるものと思います。
②酒量は控えめに
アルコールは血管を拡張します。よって二日酔いの頭痛は偏頭痛と同じメカニズム。深酒は頭痛を引き起こし、悪化させます。
③睡眠不足・寝過ぎを避ける
睡眠不足は必ず頭痛を引き起こします。また週末寝溜めして就寝時間や起床時間が不規則だったり、必要以上の睡眠時間を取ったりすると、これまた偏頭痛が起きます。規則正しい生活を送り、自律神経を整えましょう。
④頭痛体操をする
頭痛体操は日本頭痛学会が推奨する頭痛の予防方法です。
http://www.jhsnet.org/pdf/zutu_taisou.pdf
頭痛体操
片頭痛発作が増えると、脳内の頭痛回路が首の後ろにまで 伝わり、痛みのしこりを作ります。頭痛体操は後頸部の筋群 をほぐし、脳の痛み調節系に良い刺激を送ります。そのため ストレッチ体操で片頭痛が予防されるのです。
確かに自分にも首の後ろにコリコリとしたシコリがあります。
やはり肩こり、首こり、頭こりは偏頭痛、緊張型頭痛の双方の原因なのですね。
結構、この体操はやってみるとキツいです。私はNHK番組の「ためしてガッテン」でこの体操を知ったのですが、番組では、腕を水平に伸ばして体操をする事を勧めていたので、これは上記リンクの方法よりも更にキツい。まずは1分から始めてみるのも良いかもしれません。しんどくて長く続かないのでは意味がありませんから。