トイレ掃除の流れ
①掃除機掛け
まずはトイレの床面の埃を取るために、掃除機を掛けます。使用にはハンディタイプの掃除機がベストです。掃除機を先に掛けた方が、後の拭き掃除が楽です。
ここでもしかしたら気にされるのが男性のトイレ後の尿はねです。これを拭く前に掃除機を掛ける事に抵抗感のある方もいるかもしれません。
この場合は床拭きを優先しなければなりません。
我が家は基本的に座って用を足す事になっているので、基本的に尿はねの心配をする必要はありません。
尿はねは便器、床だけでなく清掃のあまり意識しない壁にまで飛んでいると言います。
トイレを綺麗に保つ事を考えるなら、いっその事、立って用を足すのは禁止とするのが良いかと思います。
②拭き掃除
トイレクイックルの拭き取りシートを使って、基本的に上から下の流れで拭き掃除を進めます。
手洗い用の水受けはトイレマジックリンを取り除いて、拭きましょう。結構、埃が溜まっている場所です。また水跡も綺麗に拭き取ります。綺麗に拭き取ると結果がよく分かる場所なので清掃後は気持ちが良いです。
タンクの表面や側面、流しのレバーもしっかりと拭きましょう。
便座の蓋ですが、基本的に開けっ放しは厳禁です。用を足したら必ず閉めておきましょう。風水的にも便器が開いている状態はアウトです。金運を流してしまいます!
また衛生面でも良くない事が最近の研究で判明したそうです。
蓋を開けたまま水を流すと空気中にばい菌をまき散らすことになり、その結果他の人へウイルスをうつす確率が上がるとの事。便座の上約25センチまでばい菌が飛び散り、便座や床に付着し、90分後でも、個室内の空気中に菌が検出されたそうです。
掃除は前面と側面を拭きます。ただトイレクイックルの拭き跡が残るので、できれば直後にガーゼ等の柔らかい布で液を拭き取った方が良いです。
トイレットペーパーで拭くのはNGです。固すぎてキズを付けてしまいます。
タンクと便座の間も埃が溜まりやすいので、しっかりと拭きましょう。便座が浮かせられるタイプの場合はこれも活用しましょう。手が入らない場合は、要らない割り箸等にトイレクイックルを巻き付けて拭きます。
次に蓋を開けて、便座の表面と蓋の裏側を拭きます。蓋の裏は温水洗浄を使った場合の水はねが考えれますので、念入りに拭きましょう。
更に便座を上げて、便座の裏を拭きます。ここが一番の汚れポイントです。頑張って拭きましょう。
温水洗浄機のノズルを清掃できる場合は、ノズルも拭きましょう。場合によってはトイレマジックリンを使ってノズル周りの清掃をしましょう。
次に便器です。内側はブラシで磨くので、縁と外側をトイレクイックルで拭きます。
便器は裏側から表に向かって吹きます。便器の形状が複雑なので、結構、1週間でも埃がくぼみに溜ります。埃を手前に出すようにして拭き取っていきます。
裏側は手探りで拭きます。結構、埃があります。
便器の拭き取りが終わったら、床を奥から手前に向かって拭きます。
仕上げに温水洗浄機のスイッチ類やトイレのドア、電気のスイッチ等も忘れずに拭きましょう。
③磨き掃除
最後はブラシを使って、便器の内部を磨きます。トイレマジックリンスプレーをまんべんなく吹き掛けて、力を入れ過ぎずに磨きましょう。
特に水面との境となる壁面は念入りに。水の中の底面もブラシの角度を変えて、しっかりと当てて磨きます。
これで一連の流れは完了です!
・掃除機はハンディ式が便利
・トイレを長く清潔に保つために、座って用を足そう
・拭き掃除は上から下へ
・見えないところも気を抜かずに拭く
・磨きは壁面と水底を念入りに
・便座は使用時以外は閉めておく